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ポジティブシンキングを目指す越谷の日々徒然のおバカな日記


by nao_ya
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たけのこ

 以前からいろいろなものを頂いている裏の畑の奥さんからたけのこをいただいた。なんでも今日は同じく農家の親戚のお宅の手伝いに行き、そこで沢山のたけのこをもらってきたので、おすそわけ、ということだ。自宅でも農業をしている上に休みの日も出かけて農作業とは大変であろう。その対価・・・という意味ではないだろうが、そのお宅から頂いたものを我が家はちゃっかりご相伴にあずかっているわけで、本当にもう、いつもいつも本当にごちそうさまです。

 実はちょうどきのう義母が「たけのこが欲しい」といったのでスーパーで探したのだが、そろそろ終わりの時期なのか既に店頭からは消えていた。売り場のお兄さんにも確認したのだが、このところ入荷がなく、予定も無いとのことで仕方なく水煮を買って帰ったばかりだったのだ。何故義母がたけのこを欲しがったかと言うと、数日前にやっぱり裏の畑の奥さんに畑の脇に生えている蕗を頂いたので炊き合わせを作ろうと思ったのだそうだ。まったく頂きっぱなしである。
 最近は右手とあまり動かない左手でちょこちょこ料理を作るようになった義母ではあるが、たけのこの下処理のような作業は両手がしっかりと動かないと厳しい。下処理をわたしが引き受けた。一週間前くらい前に、よく行く蕎麦屋で「ご自由にお持ちください」と書かれた糠を偶然にも一袋貰ってきたところであった。このときにはまさかたけのこを茹でるつもりではなく、ガーデニングの肥料用と思って貰ってきたものであった。

 今、台所でたけのこが糠と唐辛子の入った湯の中でくつくつ言っている。わたしが3歳から14歳まで育った家の横には家と同じくらいの敷地の竹薮があった。季節になると食べきれないほどのたけのこが生えてきて、4月はたけのこばかり食べていた記憶がある。母が何日かに一度たけのこの下処理をしていた。そのときには手伝いはしなかったし気づきもしなかったことが一つ。たけのこって、茹でてるときこんなにいい匂いがするものなんだなあ、今更ながら思ったのであった。
by nao_ya | 2006-05-04 19:55 | 日記